神格化
天使が夢に出てきて、自分の願いを叶えてくれて、おめでとうの一言を遺して彼女は消えてしまいました
天使は夢で幻で、そこにいたことなんて誰もが忘れてしまっても、でもあの時の自分は確かに救われたのです
二度と会えない、ということは胸に焼き付いた思い出を大事に抱えて生きていくしかなくて、そんなものは簡単に自分の中で捏ねくり回してしまえるから
当たり前だと思っていたあの光景や日常全てが愛おしくなってしまって、縋り付きたくなってしまうのです
縋り付きたくなるよ、だってもう帰って来ないもの。だから自分の中で大事に大事に昇華して、宝物にして、美化していることだってわかっている。
でもその想いを他人が否定するのは違うでしょう。錯覚だなんて無責任な一言で、わたしの宝物を褪せさせることなんて絶対に許さない
わたしはあの毎日に救われていたんだ、もう帰って来ない日々を。
大天使なんだよ、分からなくていいから否定しないで
こんな気持ちは誰にでもあるでしょ?対象が友人知人恋人家族故人じゃないだけで、わたしはたまたまアイドルだっただけだよ
結局のところ何も諦められないから
see you next life
次の人生 企み続けていくしかないんだ
そうやって生きるしかないんだ
はやく誰かぶち壊してくれないかなあ!!あーあ!!